服従、モモ


最近読んだ小説。

服従/ミシェル・ウエルベック著

ウエルベックは新刊がでるたびに読んでるけど、今回はなかなか手が出なかった。2年。宣伝というか帯と解説に違和感を感じたからだと思う。結末に至るまでは、大人しいというか、ちょっと落ち着いた印象を受けていたけど、最後はやはりというか、落差もあり、いつもどおり、いやそれ以上にひどかった。

モモ/ミヒャエル・エンデ著

服従の影響で?・・違った雰囲気のものが読みたくなり手に取った、が、想像していたより風刺が効いていて、ぬくぬくと読めるようなものではなかった。それに、天涯孤独のキャラクターは禁じ手だ。自分めっぽう弱いのだ。(それにしてもカメ、浦島太郎もそうだった。カメに連れられて行く先は時間なのだ。だからビューティフルドリーマーではカメの上になる。)そうして都会を離れた時、ある種の死があって、その後の話はまさにファンタジーだが、世界では多くのモモが死に、あるいは、否応無しに生きていくことになる。音楽を知り、宇宙と調和する描写が素晴らしかった。

服従
ミシェル・ウエルベック著
大塚桃訳
判型:46変形 
頁数:304ページ
ISBN:978-4-309-20678-3
発売日:2015/09/14
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309206783/

2022年仏大統領選。投票所テロや報道管制の中、極右国民戦線のマリーヌ・ルペンを破り、穏健イスラーム政権が誕生する。シャルリー・エブド事件当日に発売された新たなる予言の書。

モモ
ミヒャエル・エンデ著
大島かおり訳
シリーズ:岩波少年文庫 
頁数:410ページ
発売日:2005/06/16
ISBN 9784001141276
発売日:2005/06/16
https://www.iwanami.co.jp/book/b269602.html

時間どろぼうと,ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語.時間の真の意味を問う,エンデの名作.