カバー曲の録音

J−POPのカバーを録音した。とても時間がかかった。

曲が良いとか悪いとかではなくて、水があわないというか、演奏できるようになるまでも大変だったし、録音を始めれば、なぜこんな事してるんだろうかって、つらくてなかなか進まず、こんな事して何の意味があるのだろうと思ったり。

しかしよくある事で、終わってみれば得る事もあり、何か初心に帰えることが出来た。

そもそもギターを初めて持った頃から、それ以前から、オーバーグラウンドの音楽に対して肉体的、感覚的に違和感があったのだ。

もろもろ矯正して補正して日々働いて生活費を稼ぐように、ポップスのフォーマットギリギリのところ立って時間をかけて身体を慣らして、普段生活する中で人々と接するように演奏すること、かつそれを忘れて今までやってきたように演奏すること。それなりにアプローチできたような気がする。

人が聴いたらどう思うかは分からない。これがただのゴミなのか、他の曲と対して変わらないのかも。そしてこの録音はどうしよう。

7分37秒のP.S.F(サイケデリック・スロー・フリークス)バージョン。